三橋 玄 プロフィール
竹アーティスト。
東京生まれ。
中国シンジャン、チベット、ネパールなどの辺境やインド、タイ、ヨーロッパ、北米… 放浪の旅を経て、作家活動に入る。
写真をスライドプロジェクターで投影する光のインスタレーション制作から始まり、体感的空間の創造を目指し、「動かない四角い平面」という従来のスクリーンにとらわれない「歪がみ、重なり、動く」独自のスクリーンを制作し、映像に包まれた空間を作るようになる。
光の実験を重ねつつ、舞台やステージセット、照明や演出全般を手掛けながら、やがて造形的制作に重点を置くようになり、音楽フェスティバルやコンサートのステージ装飾、アートイベントでのオブジェやモニュメント制作、店舗やオフィスの内外装などを主な活動とするようになる。
2005年から「いのちのかたち」をテーマに、竹を使った巨大造形の制作を始める。
「フジロックフェスティバル」(新潟)や「渚音楽祭」(東京)などの大規模な野外音楽フェスティバルや、「アースデイ東京」など多くの屋内外イベントでのアート制作を手掛ける。
2011年、東日本大地震を契機に関西に拠点を移す。現在、奈良県桜井市在住。
「竹は人を必要としている。竹は人の手が入らないとヤブになり、人が竹を切ることではじめて美しい竹林が生れる。竹には人と自然の共生への手がかりがある。自分が竹を使う以上、それが美しい竹林の維持につながるようにしたい。」との想いから奈良県内で種類ごとの竹林を管理し、竹林整備や竹のものづくりワークショップなどを頻繁に開催し、小・中学校や大学での教育カリキュラムにも参加し、竹林を観光・学び・体験の場としても活用する取り組みも進める。
竹と茶道の結びつきに着目し、2016年からは「お茶」をテーマにした取り組みを開始。毎年「竹林茶会」を開催し、茶碗、水指、花入れなどの竹の茶道具を制作し、展示販売するとともに「気軽なお茶」の提案も行っている。
「お水取り お松明竹の奉納」東大寺二月堂の修二会(お水取り)の竹松明に使う真竹の調達、奉納を毎年行っている。
<最近の作歴>
2012年辰年 「龍の旅」年始の大阪南港「ATC」での「飛龍2012」から開始し、
全国各地で13の龍を制作。
2012年5月 「大丸 梅田店」大丸ミュージアム「風水土のしつらい展」のシンボル「生命の樹」。
2012年11月 和歌山市「ホテル アバローム 紀の国」にて「竹の回廊 くぐる」(常設)制作。
2012年12月 京都市「関西日仏学館」(フランス領事館)の庭で
クリスマスモニュメント制作。
2013年8月 京都醍醐寺(世界遺産)にて「如意」制作。
2013年から 明日香村「光の回廊」にて「朱雀」「あすか」など「鳥シリーズ」に着手。
2014年10月 名張市「SENSART Gallery」にて個展「いのちのかたち 未完のかたち」。
2014年11月 奈良・平城宮(世界遺産」)「天平祭」にて
「竹の四神 玄武・青龍・朱雀・白虎」四体を制作。
2015年 年間を通して「レクサス貝塚」にて「予感」を展示。
2015年7,8月 佐賀県武雄市「御船山楽園 たけあかり」にて「綱を放つ」を制作。
2015年 年間を通して佐賀県武雄市の「御船山観光ホテル」内装アートを制作。
2015年8月 香川県高松市「栗林公園」にて「一歩一景」制作。
2016年8月 万博記念公園(吹田市)「万博イルミナイト」にて「眼」制作。
2016年11月 大阪狭山市「狭山池博物館」にて「行雲流水」制作。
竹林の整備伐採を兼ねた竹材の調達、材料の加工、組立て、撤去まで
市民参加で実施。
2016年11月 奈良県飛鳥村の「竹の國」竹林にて「竹林茶会」を開催。
2016年12月 姫路城(国宝・世界遺産)にて「揚羽蝶」制作。
2017年2月 大和郡山市の老舗和菓子店「本家 菊屋」にてギャラリーと2つの茶室を使った
「竹の茶道具とアート展」を開催。竹の茶道具を展示販売するとともに竹尽くし茶席を開催。
2017年4月 奈良県「橿原神宮」にて「金鵄」を奉納制作
2017年4月~11月 南フランスAndus の「la bambouseraie」にて「C'est quoi?」を制作展示。
2017年5月 「橋の下世界音楽祭」(豊田市)にて竹の茶室を制作し、3日間の茶席を開く。
2017年10月 奈良市の商業施設「ならら」屋外広場にて「めぐり逢ひて」制作。
2017年11月 姫路城(国宝・世界遺産)にて「鯱と海」制作。
2017年11月 奈良県飛鳥村の「竹の國」竹林にて「竹林茶会」を開催。
2018年2月 大和郡山市の老舗和菓子店「本家 菊屋」にて「竹の茶道具とアート展」を開催。
2018年3月 大阪狭山市「狭山池博物館」にて「であい」制作。
2018年4月 「the Northface 原宿店」ショーウインドーオブジェ制作。
2018年5月 「橋の下世界音楽祭」(豊田市)にて竹の茶室を制作し、3日間の茶席を開く。
2018年10月 生駒市宝山寺にて「茶と竹、花・・・蓮華」制作。
2018年11月 奈良県飛鳥村の「竹の國」竹林にて5つの茶席からなる「竹林茶会」を開催。
2018年12月~翌1月 長岡京市バンビオイルミネーションを総合制作指揮、竹アート制作。
2019年3月 「神戸ハーバーランド umie モザイク」にて「開花」制作。
2019年9月 東京 明治神宮外苑「三井ガーデンホテル」ロビーにて「波紋」制作。
2019年11月 和歌山県紀美野町セルフビルド集落「Duniyama Hill」にて
ストローベイルハウスの内装制作。
2020年12月 奈良県桜井市「旧 的場邸」にて「磐座」制作。ライトアップ作品。
2021年4月 名古屋市名古屋城にて「金シャチ」制作。
2021年6月 奈良県桜井市「等彌神社」にて連続ワークショップ作品「鹿避け柵」制作。
記録映像も公開。
2021年9月 奈良市「ホテル尾花」ロビーにて「お水取り」制作。常設。
2021年12月 東京 東銀座 「松竹スクエア」ロビーにて「「月の音 風の光」制作。
映像投影作品。
2022年2月 京都府京丹後市「豪商 稲葉本家」中庭にて「久美浜の龍 天と地をつなぐ」制作。
地域協力者とともに前年秋から現地で竹の伐採、加工も行った制作。
2022年3月 岡山県津山市「衆楽園」にて「樹の精」制作。夜間ライトアップ作品。
2022年6月 完成期限を定めず変化していく作品とその制作過程を見せる
アートサブスクリプション「生駒の家」制作開始。
2022年9月 奈良市「ホテル尾花」ロビーにて「お水取り」2年次制作。常設。
2022年11月 「奈良県文化芸術村」にて公開制作「未完のかたち 天と地」制作。
夜間にライトアップと音楽を合わせたショーを開催。
2023年8月 岡山県津山市「津山城」にて「飛鶴」制作。夜間ライトアップ作品。
2023年9月 奈良市「ホテル尾花」ロビーにて「お水取り」3年次制作。常設。
2024年4月 奈良県田原本町「ツェダカビル」エントランスに流木と竹を用いた空間演出。
2024年5月 奈良市「小さなホテル 奈良クラブ」にて
「お水取り 奉納お松明」オブジェおよび花器制作。
2024年7月 カンボジア、シェムリアップのレストラン「The labylinth」にて
現地の竹を使った竹アート「太陽の樹」制作。